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京指物 興石
北大路堀川の交差点を西へ入ってすぐの南側、暗めの店内にやわらかな照明器具が灯るKOHSEKI SASHIMONO SHOP「匠技」というショールームがあります。ここは京指物を手がける興石のショールームです。
興石は、数寄屋建築の名大工・中村外二(1906-1997)の名で知られている、京都迎賓館をはじめ有名旅館、茶室などの数々を手がけている中村外二工務店の独立した部門であり、主にオリジナルの和照明器具を扱っています。
興石の商品は、板と板、または板と棒、あるいは棒と棒を、釘を一切使わず、組み合わせたり、差し合わせたりして組み立て、そこに和紙を貼り合わせる「京指物」。
日本には、くり物、挽物(ろくろ)、たが物(桶・樽)、曲げ物、指物といった伝統的な木工芸の技術がありますが、その中でも千年の都でありつづけた京都では、平安時代より宮廷の貴族や寺社で、鎌倉・室町時代には武家を中心とした権力者に、また茶道文化の発展とともに道具や茶室のしつらいなどを製作、職人たちはその技を競い合ってきました。
柔らかで、ささやくようにゆらめく灯りを作り続ける興石の和の照明は、和紙と木を組み合わせ。良質の吉野杉と美濃和紙だけというシンプルな形態は、無駄なものがなく、美しい。
京都迎賓館の主賓室・貴賓室など、ザ・ウィンザーホテル洞爺「美山荘」の照明も手がけた興石の技術は、第61回に続き第62回(平成25年)の式年遷宮を迎える伊勢神宮のご神宝の準備に携わるほどの高さを誇ります。
京指物 興石