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かま八老舗
千本通を東へ。五辻通浄福寺には、「西陣のどらやきやさん」と呼ばれ、地元の旦那衆に愛され続けたお店があります。文化三年(1806年)創業の、「かま八老舗」。暖簾をくぐると畳二畳分くらいのスペースに焼き菓子を中心とした商品が並びます。
中でも一番有名なのが、どらやき「月心」。「かま八老舗」の看板商品です。生姜を練りこんだ二つ折りの生地に粒餡をはさんだこの商品は当初、「猫の耳」と名付けられ、先々代、先代が工夫を重ねて作り上げてきました。昭和の終わりごろまでは西陣の織元も多く「おもたせ」として買われることが多かった、「月心」ですが、織元が減少し暮らす人々が変わった今でも、「どらやき1つちょうだい」と若い人たちが気軽に買いに来るというほど、「西陣のどらやき」として根付いています。
現在の六代目は1年間洋菓子の修行をされていたことから新しく開発したのが、「カステラ」。生地の中には和菓子屋さんが作るカステラらしく、黒豆が練りこまれています。材料のひとつである小豆も、その年の出来や生産量によって丹波、北海道、岡山、滋賀などの産地を使い分け、一番美味しいと思ってもらえるものを気合を入れて「シンプル」に作り上げる、「かま八老舗」。今も昔も西陣の皆さんに愛され続けています。
かま八老舗