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京菓子司 鎰隆三
洛北・高野に店を構える「鎰隆三」へ伺うと、180cmもある屋久杉でできた存在感のある看板に迎えられます。こちらは、百万遍の「鎰屋政秋」より昭和15年に暖簾分けして独立したお店。以来、第二次世界大戦で一時営業は中断するものの、近隣の詩仙堂丈山寺のほか、全国の寺院からも注文があり、広く愛されるお店となっています。
2代目のご主人が継がれた現在は、焼き菓子をメインに製造・販売されています。創業当初は他の多くの和菓子店と同じく生菓子が中心でしたが、地域にすっかり溶け込んだ"老舗"があちこちにひしめく京都。そんな「和菓子激戦区」の中で、あえて焼き菓子専門にすることでオリジナリティを出しているそうです。
看板商品「そばつくね」や「京こまん」は高級といわれる丹波のつくね芋を使用。包みを開けた途端、独特の風味が広がり、頬張るとふんわりとしたやさしい甘さに包まれます。他には、鹿児島の農園からムラサキイモを取り寄せて作る、「京の薩摩屋敷跡」など、鹿児島出身のご主人ならではのアイデアが光る逸品も。家族4人で切り盛りし、大量生産はできませんが、一つ一つ丁寧においしさとぬくもりを届けています。
京菓子司 鎰隆三