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島田耕園人形工房
高台寺を南に下りニ寧坂に面したところに、島田耕園人形工房はあります。お店に入ると、所狭しと並べられている御所人形が、訪れた人をやさしく迎えてくれます。

ぽっちゃりとした肉付き、真っ白な肌、小さな手足に大きな顔、ちんまりとした目鼻立ち。かわいらしい幼児の姿そのままの人形―それが御所人形です。宝車を引いているものや冠をいただき軍配を持っているものなど、様々なポーズをとっていますが、どれも「赤ちゃんが元気に育ちますように。」という願いが込められています。

御所人形の起源は古く、平安時代まで遡ります。はじめは赤ちゃんの枕元に、その子の成長と厄除けの願いを込めて、身代わり人形として飾られたものでした。現在のような形に完成したのは、江戸時代に入ってからのことです。
『御所人形』の名前の由来は、文字通り元々宮中で愛玩されたことからきています。
なんとも言えない気品は、そんなところに理由があるのかもしれません。